日本の水の特徴

日本の国は、狭い島国ですから、雨が降っても直ぐに海へ流れ出てしまいます。そのため、ミネラル類が水に溶ける(水に遊離する)ための条件が欠けているようです。ですから、日本の水には、ミネラル類(カルシウムなど)の含有率が低いわけです。

その点、アメリカ大陸は、雨が降っても何日も何日もかかって海へ出ます。ですから、ミネラル類の含有率が高い。なぜかというと、水の熱運動と微生物の活動によって土壌に含まれているミネラル類を溶かし出すことが出来るからです。だから、アメリカの水は「硬い」という表現をします。その点日本の水は、「軟らかい」といいます。表現を変えていうと、アメリカの水は「アルカリ性」が高いといえます。また、日本では、東京の水を例にすれば、ペーハーが7に達していないので、「酸性」といいます。一般的に日本の水は、「アルカリ性」が低いといえるようです。