アトピー性皮膚炎を緩和する水

アトピー性皮膚炎は乳幼児期に始まることが多いのですが、すぐに治る一過性の症状ではない為、根気よく治療していかなければなりません。近年では、 どういうわけか世界的にアトピー性皮膚炎が増えているといわれています。日本でも例外ではなく、1980年から1990年の10年間に約2倍も増加してい ます。

アトピー性皮膚炎の患者数

平成14年・・・約27.9万人

平成17年・・・約38.4万人

アトピー性皮膚炎に「身体にいい水」を有効活用しよう

アトピーを治すためには、まず自分の症状を悪化させるアレルゲンを避けることが第一。その他にも、スキンケアに注意する、ストレスを溜めないなどの 対策がありますが、ぜひ活用してもらいたいのが「身体にいい水」。水を有効に利用することで、アトピーが改善されたという声もあるのです。では、一体どの ように水を活用すればよいのでしょうか?

1、「皮膚は内臓の鏡」良い水で体内を奇麗に

体内、特に全身をめぐる血液が汚れていると、当然、外側にある皮膚にも悪影響が出てきます。血液の約80%が水ですから、良い水を摂取することがと ても重要だといえるでしょう。甘いジュースばかり飲んでいると、糖分の摂り過ぎで血液がドロドロになってしまい、身体に入り込んだアレルゲンがいつまでも 体内にとどまってしまいます。身体に良くなじむ水で積極的に全身の洗浄を行えば、身体に刺激を与える刺激物質を洗い流せます。

2、身体になじむ水で皮膚に刺激を与えず清潔に

アトピー性皮膚炎には外部からの刺激も大敵。刺激を受けるとカユミが発生するため、無意識に皮膚をかきむしります。すると、傷口からアレルゲンが進入してきて、さらに症状を悪化させてしまうのです。

皮膚を清潔に保つ為には入浴が効果的ですが、お風呂に使う水は基本的に水道水です。水道水は塩素を含む酸性水で、殺菌能力があるのですが、殺菌だけ にとどまらず皮膚を傷つける恐れがあると言われています。ですから、入浴は素早くさっと汚れを落とす程度に。それにプラスして、患部をこまめに「身体によ い水」で洗浄するのが良いでしょう。身体によくなじむ水ならば、皮膚に余計な刺激を与えずに、患部を清潔に保ってくれます。